SPAMBlock 簡単利用マニュアル

とりあえず、迷惑メール対策として最低限必要な設定を行います。この設定を行うだけでも、迷惑メールの受信数は減ります。
あわせて、SPAMBlock 用語集もご覧になると、理解が深まります。

1.SPAMBlock 基本設定

SPAMBlockの設定ページは、Webメールの画面から表示します。

SPAMBlockにアクセスする

平成19年2月よりSPMBlockの機能がWebメール ( 学内メール ) に統合されました。
それに伴いアクセス方法が変更になりました。以前の方法ではアクセスできませんので注意してください。

Step 1 ポータルサイトにログオンする
ポータルサイト へアクセスし、ログインしてください。
ポータルサイト ログイン画面
Step 2 Webメールを選択する
左のメニューから [ 学生用 ( 教員用 ) Webメール ] を選択します。
WebMail 選択画面
Step 3 Webメールメニュー
Webメールのメニューから [ SPAM設定 ] を選択します。
Webメールメニュー
Step 4 SPAMblock表示
別ページでSPAMBlockが表示されます。
続いて基本設定を行いましょう。
SPAMBlockトップ画面

フィルタの動作を有効にする

SPMBlockのフィルタ機能はデフォルトで有効になっていません。
基本設定を行い、フィルタを有効にしましょう。

Step 1 メニューの選択
SPAMBlockの左メニューから [ 遮断レベル ] を選択します。
メニュー選択
Step 2 設定画面
以下の手順に従ってフィルタの設定を行います。
フィルタ設定画面
1.SPAMメールの拒否レベル設定

SPAMメールの拒否レベル設定を行います。
レベルが [ 低い〜高い ] までありますが、各レベルの選定基準は曖昧なものであり、意図した効果が発生しない可能性があります。
従って、管理者の設定を [ 使う ] か [ 使わない ] かのどちらかで設定したほうがより、高い効果が得られます。
・ 使用する場合には設定項目の [ 高い ] を選択します。 ( 推奨 )
・ 使用しない場合には設定項目の [ 使用しない ] を選択します。

管理者フィルタとは?

2.個人フィルタの使用の有無

個人フィルタの設定を使用する場合にはチェックをつけます。 ( 通常はチェックをつけてください。 )

3.設定ボタン

上記の設定を変更したら [ 設定 ] ボタンをクリックして、設定内容を反映させてください。

2.フィルタの各種設定

SPAMBlockの基本設定を行っていきます。

教育機関メールの受信設定

メッセージフィルタなどを設定していると、必要なメールまでもが遮断されてしまうケースがあります。
そんな場合は、例外処理・復旧処理を行えばよいのですが、数が増えると手間がかかります。
ここでは他大学 ( または、大学に順ずる教育機関 ) からのメールを許可する方法を解説します。
以下の方法で設定してください。
※ 個人のメール ( プロバイダ発行やフリーメールなど ) の送受信に対しては、効果がありませんので注意してください。
以下の設定は、教育機関が直接発行しているメールアドレスに対して受信許可を行うものです。

Step 1 メニューの選択
SPAMBlock 左側のメニューから [ 例外処理の設定 ] → [ 送信者情報 ] を選択します。
例外処理の設定、送信者情報
Step 2 項目の選択
[ Domain/Email ] を選択します。
domail/Email選択
Step 3 
設定画面が表示されます。以下の手順で設定してください。
設定画面
1.メール情報の登録

[ 受信するDomain / Emailの情報 ] の欄に以下の文字を記述します。
( コピペでも可 )

2.追加ボタン

設定をしたら、追加ボタンをクリックし、フィルタを作成します。

解説

登録したメールの情報 [ *.ac.jp ] は、日本国内の大学や職業訓練校などの機関が使用するドメインです。
その他の教育機関 ( 小・中学校,保育園 など ) を許可するには [ *@*.ed.jp ] の文字列を、上記の手順で登録します。
ドメインについて詳しいことは以下のサイトをご覧ください。
JPNIC ( 日本ネットワークインフォメーションセンター )

Step 4 フィルタの追加
フィルタが追加されます。
>フィルタの追加修正方法 >フィルタの削除方法
許可フィルタの追加

メールの復旧方法

拒否フィルタを設定すると、必要なメールが迷惑メールと誤判定されてしまうことがあります。
誤判定されたメールがあった場合、復旧作業を行う必要があります。
以下の手順で行ってください。

Step 1 SPAMフォルダの選択
Webメールの左のメニューから [ SPAM ] を選択します。このフォルダにはSPAMメールと判断されたメールが振り分けられます。
復旧作業が無い場合も定期的に開いて必要なメールが無いかを確認してください。 SPAMフォルダの確認
Step 2 
Spamメールリストが表示されます。以下の手順に従って処理を行ってください。
SPAMメールリスト。1.救済 2.復旧
1.復旧処理

今後、対象のメールが誤判定されないように許可フィルタへの登録 ( 許可 ) を行います。
[ 許可 ] のボタンをクリックすると [ 例外処理登録 ] の画面が表示されます。
例外処理登録の項目内に「メールアドレスで許可」の項目があります。
メールアドレスの許可 ( 3つある項目の真ん中 ) にチェックが入っているはずなので、そのまま [ 確認 ] ボタンをクリックします。
※ 通常はそのまま設定してください。知識のある方は、設定を変更してください。


[ 確認 ] ボタンを押すと画面が消えますが、許可フィルタには登録されているので、今後、同じメールはスパムメールとして誤判定されることはありません。

2.復旧処理

受信したいメールの [ 救済 ] をクリックします。クリックすると以下のダイアログが表示されます。
選択したメールを保存しますか? [ はい ] [ いいえ ]
[ はい ] をクリックするとスパムメール一覧から受信フォルダにメールが移動されます。
復旧したいメールがある場合には1から作業を繰り返してください。


※ 受信ボックスに救済メールが届くと、メールの先頭に以下のアイコンがつきます。
復旧メールアイコン

拒否フィルタ設定方法

以上でSPMBlockの基本的な解説・設定を終わります。
ただし、上記の設定では、個別に迷惑メールを拒否する個人拒否フィルタやヘッダ設定など、全ての機能を解説していません。
拒否フィルタ使用したい方は、詳細に解説したマニュアルがありますので、そちらをご覧ください。
>拒否フィルタ設定方法<