とりあえず、迷惑メール対策として最低限必要な設定を行います。この設定を行うだけでも、迷惑メールの受信数は減ります。
あわせて、SPAMBlock 用語集もご覧になると、理解が深まります。
SPAMBlockの設定ページは、Webメールの画面から表示します。
平成19年2月よりSPMBlockの機能がWebメール ( 学内メール ) に統合されました。
それに伴いアクセス方法が変更になりました。以前の方法ではアクセスできませんので注意してください。
SPMBlockのフィルタ機能はデフォルトで有効になっていません。
基本設定を行い、フィルタを有効にしましょう。
SPAMメールの拒否レベル設定を行います。
レベルが [ 低い〜高い ] までありますが、各レベルの選定基準は曖昧なものであり、意図した効果が発生しない可能性があります。
従って、管理者の設定を [ 使う ] か [ 使わない ] かのどちらかで設定したほうがより、高い効果が得られます。
・ 使用する場合には設定項目の [ 高い ] を選択します。 ( 推奨 )
・ 使用しない場合には設定項目の [ 使用しない ] を選択します。
個人フィルタの設定を使用する場合にはチェックをつけます。 ( 通常はチェックをつけてください。 )
上記の設定を変更したら [ 設定 ] ボタンをクリックして、設定内容を反映させてください。
SPAMBlockの基本設定を行っていきます。
メッセージフィルタなどを設定していると、必要なメールまでもが遮断されてしまうケースがあります。
そんな場合は、例外処理・復旧処理を行えばよいのですが、数が増えると手間がかかります。
ここでは他大学 ( または、大学に順ずる教育機関 ) からのメールを許可する方法を解説します。
以下の方法で設定してください。
※ 個人のメール ( プロバイダ発行やフリーメールなど ) の送受信に対しては、効果がありませんので注意してください。
以下の設定は、教育機関が直接発行しているメールアドレスに対して受信許可を行うものです。
[ 受信するDomain / Emailの情報 ] の欄に以下の文字を記述します。
( コピペでも可 )
設定をしたら、追加ボタンをクリックし、フィルタを作成します。
登録したメールの情報 [ *.ac.jp ] は、日本国内の大学や職業訓練校などの機関が使用するドメインです。
その他の教育機関 ( 小・中学校,保育園 など ) を許可するには [ *@*.ed.jp ] の文字列を、上記の手順で登録します。
ドメインについて詳しいことは以下のサイトをご覧ください。
JPNIC ( 日本ネットワークインフォメーションセンター )
拒否フィルタを設定すると、必要なメールが迷惑メールと誤判定されてしまうことがあります。
誤判定されたメールがあった場合、復旧作業を行う必要があります。
以下の手順で行ってください。
今後、対象のメールが誤判定されないように許可フィルタへの登録 ( 許可 ) を行います。
[ 許可 ] のボタンをクリックすると [ 例外処理登録 ] の画面が表示されます。
メールアドレスの許可 ( 3つある項目の真ん中 ) にチェックが入っているはずなので、そのまま [ 確認 ] ボタンをクリックします。
※ 通常はそのまま設定してください。知識のある方は、設定を変更してください。
[ 確認 ] ボタンを押すと画面が消えますが、許可フィルタには登録されているので、今後、同じメールはスパムメールとして誤判定されることはありません。
受信したいメールの [ 救済 ] をクリックします。クリックすると以下のダイアログが表示されます。
[ はい ] をクリックするとスパムメール一覧から受信フォルダにメールが移動されます。
復旧したいメールがある場合には1から作業を繰り返してください。
※ 受信ボックスに救済メールが届くと、メールの先頭に以下のアイコンがつきます。
以上でSPMBlockの基本的な解説・設定を終わります。
ただし、上記の設定では、個別に迷惑メールを拒否する個人拒否フィルタやヘッダ設定など、全ての機能を解説していません。
拒否フィルタ使用したい方は、詳細に解説したマニュアルがありますので、そちらをご覧ください。
>拒否フィルタ設定方法<
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